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チョー高級デスクもどき

「欲しい」はDIYの母

自分の欲しいものをゲットしたい,という気持ちが,DIYの出発点の一つかもしれません。

職場で欲しいものは,重厚なマホガニーの家具調デスクに,ふかふかで手触りのいい本皮張の椅子,しゃれたデスクライトに,インターホンで呼べば,すぐコーヒーを持ってきてくれる美人の秘書・・・

現実は現実,どうにもならないのですが,最初のヤツはDIYでなんとかなりそう!

ここに紹介するのは,今のショぼーい事務用机を,即席で,重役のデスクに変身させる裏ワザです。

な〜に,仕組みはカンタン。1枚800円のベニヤ板をカットして,ニスで塗装して,両面テープで今の机に貼るだけ。

でもコイツの効果は絶大!木目を眺めていると気分が安らぐし,DIYがキッカケで,職場の意外な人と,話が盛り上がることがありますよ。

こんな無機質の事務机じゃあ,目にも体にも悪そう。 じゃ〜ん!安物のベニヤ板でも,木目を強調した塗装を施せば,ン十万円の一枚板にもヒケをとりません。
これが素のベニヤ板。買ったホームセンターで,希望の幅にカットしてもらえば,手間も省けます。
四つ角は手ノコとヤスリで丸く仕上げます。
乾燥に伴う反り防止のために,1度だけ,裏面にもクリアニスを塗る必要があります。
これはベニヤ板からの臭いの放散を封じ込めるためにも有効。
着色ニスをハケで塗るとき,木目に沿ってワザと,「色ムラ」をつけるのがコツです!
不細工な塗りほど,自然っぽく見えます。
1週間おいて,3回ほど塗りと乾燥を繰り返せば臭いは取れます。
あとは,鏡面仕上げを目指して,コンパウンドまで塗るもよし,ある程度の木肌(凸凹)感を残すもよし,貴殿のお好み次第!

実際に作っていく過程で感じたこと

ベニヤ板の厚みは最低5mmは必要です。これより薄いと湿気の影響をモロに受けて,いびつに反ってしまいます。

ベニヤ板は買ったときに少々曲がっていても,ニスを塗って平らなところで乾燥させとけば,ピンとなります。

ベニヤ板の品質は,F☆☆☆☆であること。自分がシックハウス症になったらシャレにもなりません。

使ってみて

初めてコレを見る人は,必ず「おっ」と声を上げ,「どうなってんの?」と腰を屈めて仕組みを尋ね,「へえ〜」とひと笑いがあって,それから仕事の用件に入るというパターンになっています。

一種の潤滑油ですネ。

長時間を過ごす職場こそ,ウッディな雰囲気になってほしいナアと,わたしは思っています。

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