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お寺のウッドデッキ

法事で訪れたお寺の廻り廊下がうちのウッドデッキにそっくりだったので,思わず撮ってみました。(2009/7/12)

床板の表面

床板の表面には釘がありません。これですよ,これ!

床板の断面拡大

日本の大工は下図の【B】のように,年輪の外縁を上にする木表(きおもて)で作るという話を聞いていましたが,このお寺を作った現代の宮大工は全ての板を【A】の木裏(きうら)でやっています。

そして予想どおりに木が乾燥変形し,上凸形に反っています。

表面の雨水をさらりと逃がして木を長持ちさせる巧みの技,お見事!

日本古来のウッドデッキはどうなっている?

平安後期に建立された京都の三十三間堂の床板がどうなっているか,気になったので調べてみたところ,現存する三十三間堂の廻り廊下では,木裏木表の区別をしないで使っています。つまり【A】と【B】が混在しているということです。

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