何はさておき,作業用のスペースを確保しましょう。車庫でも十分です。
木材の塗装,乾燥,保管のための「馬」も必要アイテムです。私は工事用バリケードを2セット買って活用しました。詳しくは 道具の壷 の 馬 をみてください。
この程度の広さで十分! | でも夏は暑かったなア | これが「馬」 |
本番前に実物大の模型をつくると,完成したときの姿が確認できて,大いに役に立ちます。
これを家族に見せることは,ウッドデッキづくりについて,みんなの賛同を得る確実な方法でもありますね。
「こんなデッキがほしいな〜。おとうさん,がんばって〜」。この一言で,パパさんのやる気スイッチが入ります。
サッシの掃出口や地面の高さを測るには,基準となる水平線が必要になります。これを水準といいます。
ウッドデッキ製作のガイドブックの多くは「水準には水盛(みずもり)を使う」と書いてあります。
わたしもそれにならって実際に使ってみましたが,操作が面倒なわりに精度は低かったですね。
手軽に正確な水平線を手に入れる道具は,水準器とアルミ角パイプを組み合わせた「水準器バー」です。(わたしの勝手なネーミング)
アルミ角パイプ(断面の幅15ミリ,高さ25ミリ,長さ2m)は軽く,高い剛性をもっています。
これに水準器(長さ60cmのもの)を養生テープで固定して,両端を支えた場合,ほとんど撓(たわ)みません。水準器を固定することで更に剛性がアップするからです。
敏感な水準器と完璧な直線をもつ「水準器バー」は正確な水平線を実現します。
(上記のアルミ角パイプの値段は1500円。これ以外にも長尺の直線定規として使えますので,DIYの便利グッズの1つとして買って損はないと思いますね)
デッキの基礎になる束コンを,設計で決めた高さピッタリに設置することは難しいです。
やってやれないことはありませんが,土を掘ったり砕石を盛ったりの作業を行って,苦労して据え付けたとしても,後で土や砕石が沈下して高さが変わってしまうことがあります。
わたしがとった方法は次のとおりです。
1 現在の締まった地面の上に束コンを置き,その高さを既定値とする。
2 各束コンの高低差を測り,これをもって設計を修正する。
3 各束コンの高さの凸凹(不揃い)は柱の長短で調整する。
大風(台風,海風)によってデッキが浮き上がる心配があるところでは,束コンを土間コンクリートにガッチリ固定する方法が有効的です。(下図右)
この施工方法については,マイサイトの別ページ 船長室 > 船長室 (製作編) > 船長室の基礎 をご覧ください。
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