ウッドデッキの下は,土や砂のままにしている方が多いのですが,わたしはデッキを長持ちさせるために,コンクリートで張りました。
全てが初めての経験ながら,ようやったなあ,と思います。(2003年9月)
レンガを型枠代わりにします。 | このレンガには10センチのコーススレッドが半分打ち込んであり,流し込んだコンクリートと一体化すれば,レンガは抜けません。 つまり手製のアンカーです | さあ,準備完了。前々日に予約を入れた生コン車の到着を待つだけ。 |
生コンの注文は個人でもできます。次ページ,DIYのためのコンクリートの使い方 を参考にしてください。
多くの生コン工場は0.25または0.5立米(りゅうべい)単位でしか販売しないので,余ったコンクリートの流用先を決めておかないと慌てます。
この基礎では0.8立米を使い,残りは裏庭の土間に撒いて処分しました。ちなみに値段は,配達料込みで,1立米が11,970円。
生コン車は,指定時間の9時に来て,コンクリートを吐き出すと・・・ | さっさと帰っていきました。 | 固まる前に,急いで均し作業を行います。 |
表面仕上げがヘタだったので,ブツブツになりました。ちと残念! | ベースのコンクリートが固まった後,位置決めしながら束コンをモルタルで固定します。 | 束コンにキソパッキンを乗せて,基礎の完成です。 |
キソパッキンとは,木材(柱,土台,根太)の下に敷く樹脂製の板のことです。
目的は,木材を浮かせて乾燥させ,腐食を防止すること。この製品を作っているのは,城東テクノ株式会社
これがキソパッキン | よく流通しているサイズ | こちらは半割サイズ |
キソパッキンを束コンに取り付ける方法(下写真)と,木材に打ち付ける方法があります。
キソパッキンを束コンに載せ,コンクリートビス用の先孔位置を決めます。 | コンクリートビス(傘径4mm)に対応したドリルビット(径3.4mm)を用いて,十分な深さまで穿孔。 | インパクトドライバーでコンクリートビスを締めつけておしまい。 |
私は,100ミリ×214ミリの製品をテーブルソーで2つに切って使いました。
そんなに硬くないので難なく切れますが,切り屑には注意したほうがいいですね。というのは,この切り屑の匂いをかぐと後で頭痛がするんです。
個人的なクセかもしれませんが,換気を十分にし,念の為マスクをかけたほうがいいでしょう。もっとも半割を使えば何の心配もないんですが。
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