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カーテンシェードのレールのしくみ

下の模型で示すとおり,循環するロープがあり,そのロープに括り付けられた先頭ランナーがカーテン展開の動力源になっています。

この本で,「読者のおもしろアイデア」として,紹介されました。

実際の全体構造

各部

ステンレス製のカーテンレール(茶色に塗装してある)のランナーに留具だけを吊るした状態 最下端のランナーは,ステンレスの針金でロープに結索します。シンプル! シェード布をこのように挟みます。
レール先端から帰ってきたロープは,このように循環して,右端へ向かいます。 右端に着たロープは,人がたぐるために,今度は下へ向かいます。 下に着たロープは,滑車でリターンするという仕組みです。ターンバックルでロープの張り具合を調節します。

カーテンが開閉する仕組み

左の写真は,レールを下から撮ったもので,写真の上部が手前,下部が奥になります。

白いランナーのうち,最も手前で,ロープと結束されているのが,最下端ランナーです。

写真左側のロープが手前から奥に移動すると,最下端ランナーも奥に動きます。そして,これが他のランナーを動かしてカーテンをたくし上げるという仕組みです。

ちょっとした工夫

プーリーを取り付けるとき,カーテンレールの中心軸とズレてしまったら,レールのキャップを削ってロープと擦れないようにしましょう。小さいことですが摩擦が抑えられて,ロープが軽くなる効果は大です。

ズレてしまった。 白いキャップの右側を削りました。 ポリエチレンのロープはつるつるしているので,両手で引っ張りますが,そんなに力は要りません。

プーリー

カーテンシェードのプーリーは,正式にはトックベアリング株式会社Dシリーズベアリングといい,一般のDIY店で購入できます。置いていない場合は,店から注文してもらうといいでしょう。型番 DU-26-B0.5

関東では東武精工(株)が店頭販売と通販を扱っているそうです。(ふなどんさんからの貴重な情報!)

ベアリングの軸ボルトはM6(径6mm),オニメナットの径も6mm。合います。 白い円盤の直径は26mm。 オニメナット

取り付け方

木材にドリルで小さ目の穴をあけ,オニメナットを六角レンチでねじ込んで固定したところへ,プーリーをネジ締めします。

カーテンの取り付け方

袋に縫った部分に丸棒を通して固定します。 奥から順に,ランナーにカーテンを留めているところ。 上から見たらこうなっています。
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