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DIYのための「モルタルの使い方」

DIYでモルタルを使う場合,セメントと砂が前もって配合してある「インスタントセメント」を買ってきて,水だけを加えて練るのが一番簡単なやりかたです。

水量は適当でも悪くはないですが,勘でやるとほとんどの場合,失敗します。最初に入れ過ぎて練っているうちにベチョベチョになり,慌ててセメントを継ぎ足す,なんてことがありがち。

メーカーが推奨する配合どおりやれば,無理無駄がありません。(*1)

まずは準備


セメント,体重計,ペットボトルそして電卓。 セメント袋の裏には配合比が書かれています。
注意書きもちゃんと読みませう。
袋からセメント粉を出すときは,目分量ではなく重量を計って必要量をとります。

必要な量を割り出す

作るモルタル量に対して,使うインスタントセメントは何キロで,加える水は何リットルなのか?・・・

セメント袋の裏に具体的な数表があればいいのですが,そんな親切なものは見たことありません。

でも電卓をたたけば簡単に値を求めることができますので,次の計算例を参考にしてください。

左の説明書きからわかることは,

インスタントセメント1袋(30Kg)を全部使って,出来上がるモルタルは18リットル,これに混ぜる水は5.5リットルということです。

この比率を使えば,自分が使うモルタル量が例えば6リットルの場合,下のような計算になります。

コンクリートを練る場合にも応用できますね。(*2)

練り作業

目分量による水加減はシロートには無理なんで,予めペットポトルに貯めておいた量をふりかけます。

水を入れ,ダマにならないよう,すぐに練ります。 最初の頃は,水が足りないぞ,と感じるくらいパサパサなんですが, 順次,水を足して,
練っているうちに粘りがでてきます。 既定の全水量を入れると, 理想的な柔らかさのモルタルに仕上がりました。

で,実際にはどう作ればいいの?

モルタルを使ったマイ作品に,斜め鉢置き台 があります。型枠の作り方,段取り,打設,養生,後片づけなどのノウハウをご覧ください。

豆知識

(*1)

水÷セメントの(重量)比を「水セメント比」といい,モルタルの強度等を決定する基本因子です。セメント袋に書いてある水の量は,メーカーが何度も試験練りをやって割り出したベストなレシピです。

(*2)

コンクリートについては,前ページ DIYのための「コンクリートの使い方」を見てください。

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